年一で会えるヤマショウビン Jan 2023

Black-capped Kingfisher, Pasir Ris Farmway 1

miyakomiyako
シンガポールは多くのカワセミが見れるけれど、一番難しいのはヤマショウビンかなあ。警戒心がとても強いし、すぐに南へ移動するので撮影チャンスが少ない。年に2~3回がいいとこ。今回、キャッチできました~!!

Black-capped Kingfisherことヤマショウビンは、シンガポールバーダーが最もアツくなる野鳥のひとつです。これが出ているとなれば、タクシー、バスで僻地でもたどり着き、朝7時前には50人以上が整然と並んで待つのです。ちなみに時季によっては、朝7時前はまだ真っ暗です(^_^;)

今回、出た場所は廃業になった養魚場跡です。普段人気があまりないから、ヤマショウビンとしては良かったのでしょう。ここ二週間余りはバーダーさんが押し寄せてにぎやかになってしまいました。

一度目の訪問では、数時間粘ったものの現れず、てっきりこの場を後にしたのかと思いました。しかし、その後も目撃情報があり、今回行ってみたところ、出てくれました。

ビニールハウスの骨組みに停まるヤマショウビン。急に現れました。遠かったけれど、なんとかピントを合わせて撮った写真。

その後、更に後方にある枯れ木に移動したときに撮った写真。背中の青部分が綺麗です。こちらを気にしているのもわかります。

朝もやのせいなのか、なんだかぼんやりした写真になってしまいましたが、今回のベストショットかなと思います。嬉しい!!以前目撃されたイーシュンダムよりは近かったし、もう少し位置取り競争に勝ち抜けばもっと良い写真が撮れそうです。

それにしても、今日も凄い人数でした。私たちは日の出に合わせて7時くらいに現地に着きましたが既に数十人のバーダーさんがいましたし、私たちのあとにもどんどんやってきて、ピーク時は100名近く居たのではないかな、というくらい大盛況!!大人気のヤマショウビンです。バーダーさんの一人は「King.」と言っていました。確かにほかのカワセミたちに比べると段違いに目撃情報が少ないし、警戒心が強いから良いショットを撮るのも苦労しますからね。

欲を言えば私たちももう少し近くで撮りたかったのですが、まあまあ撮れたので気持ち的には満足できました。昨年の年始にはクロハゲワシたちがやってきてシンガポールバーダー界が祭りになりましたが、今年の旧正月に合わせてもやはりバーダー界は祭りになりました。嬉しい悲鳴です。お店などがほとんどしまっていてやることもそれほどないし、探鳥はそういう意味でも良い時間つぶしになります。自然の中にいるだけで癒されますしね(^^)