ピンクモスク(プトラモスク)へ行ってきた Jan 2023

Masjid Putra, Putrajaya

夫婦そろってバーダーとなり、かれこれ5年程経ちました。探鳥旅行に行ったときは午前中(早朝から)に鳥を探し撮影、午後はカフェなどで休みつつ観光を楽しむスタイルに代わりはありません。日本に居たときは城巡りをしていました。

クアラルンプールでは、CongkakのSungai Congkak Recreational Forestで新たなヒタキ数種類に出会えたものの、時期が合わなくてギンムネヒロハシなどには会えませんでした。その代わりという訳でもないのですが、宿泊エリアからほど近い場所に、ピンクモスクがありとても綺麗だったのでご紹介したいと思います。

これです。けっこう大きくて、近くからだと全景を写すことができません。塔はミナレットと言い、ここは一本しかないのが特徴だそうです。116mあるそうです。ミナレットは1日に5度行われる礼拝の呼びかけ(アザーン)の場所になります。早朝から音楽が聞こえてくることがありましたが、このような尖塔から流されていたのですね。外観の可愛らしいピンクが可愛い!このピンクは花崗岩とのこと。素晴らしい加工です。こちらは建てられたのが1999年と比較的新しいモスクだそうです。

モスクの中に入ったのは人生初です。なかなか荘厳です。中は広い空間になっていて、窓が無いので開放感があり、水辺の近くだから風が通りました。内側の装飾が息をのむくらい綺麗です。上の方には窓がありましたが、少しステンドグラスに似ていますよね。

余談ですが、街中では欧米人観光客も見ましたがモスクにはベトナム人の団体をはじめとしてアジア人ばかりでした。日本でも侍の衣装を良かれと思って外国人にアレンジしても全力で拒否られた事例もあるようなので、異文化に対する許容度には違いがあるかも知れませんね。そう考えると日本はコスプレ先進国であるのも、素晴らしいような気がしてきました(笑)by Myna

中側から入り口を撮ってみました。建物が、床が、とにかくピンクです。それと、上部分の透かし彫り。素敵です。

こちらが見学可能時間です。(2022年12月現在)夜の22時まで解放されているんですね。ライトアップしているのも見てみたいです。

ちなみに女性はこのようなローブをお借りして、着用してからモスク内に入ります。靴を脱いで入りましたよ。中はふかふかの絨毯でした。私たちが入った時はお祈りしている方はいらっしゃらなかったけれど、静かに見て回るのがふさわしい場所です。こういうのも初めてで、良い経験ができました。