絶滅危惧種がシンガポールのHDBに迷い込む!カンムリシロムク Jul 2022

Bali Myna, Telok Blangah

miyakomiyako
バリ島の固有種myna であるBali mynaがHDBに現れて、シンガポールバーダー界は盛り上がったねえ!!
貴重な鳥だけど、足輪があるね。。だれか不法にペットとして飼っていたのが篭脱けしたんだね。。
mynamyna

Mynaというとシンガポールのいたるところにいる黒くて、クチバシが黄色のMynaを思い浮かべます。あまりにもポピュラーな野鳥なので、ハンドルネームにしたくらいです。(私たちはMyna&Miyakoと名乗っています。)今回突如出現したMynaは、綺麗な白い羽を持つ野鳥です。その綺麗な羽が災いして、ペットとして人気になり狩られ、今では絶滅危惧種に。。

おそらく篭脱け鳥だとおもいますが、元気でした。バリ島までは戻れないだろうから、シンガポール現採として楽しんでほしいな~と思います。

白い毛と、黒い目の周りの青いアイラインが特徴です。一度見たら忘れられない姿。この時は木に生えていた芽をついばんでいました。良く鳴いていました。これはあの黒Mynaと一緒でした。これだとわかりづらいのですが、右足首に黄色い足輪が付いています。このことから、篭脱け鳥ではないかとシンガポールバーダー界で予想されています。

今までも何種類かの篭脱け鳥を撮影してきましたが、このカンムリシロムクに関していえば、同じようなところに3週間以上いるので、もし飼い主さんがその気になれば捕獲することは可能なはずですが、今の所そのような様子は見られません。となると、飼いきれなくなって放した・・・?と考えてしまいます。いずれにしても、急に野生で生活することになったこの個体はストレスがかかっているでしょうが、なかなか逞しそうです。

時折頭の毛が逆立ちます。ふわーっと持ち上がります。しばらくすると元に戻ってペタンとします。興奮すると逆立つのかもしれません。上の写真の時は大き目の声で鳴いている時だったので、縄張りを示すために鳴いていたのかも?縄張りといっても一羽しかいないのですが。。。

黒Mynaが近くに停まっても気にせずに、マイペースに採食し、落ち着くと毛づくろいをして休む。そして今度は枝から枝に飛び移りながら大きな声で鳴く。しばらく観察しているとこんな感じでした。何となくですが、大丈夫そうです。

それにしても結構鳴き声が大きいので、飼うとなるとなかなか大変では・・・?なんて思ってしまいました。体長が25センチくらいあるので、外の大きなケージなどで飼うんでしょうか?飼われているカンムリシロムクを見てみたいです。

足輪が写っている写真、ありました。黄色いのが、それです。明らかに一度人の手が入っていますよね。