白いサンコウチョウ姿を現す!!Mar 2022

Amur Paradise Flycatcher, Satay bay the Bay

シンガポールは、乾季に入りました。ということは、渡り鳥が楽しめる時期は終わり、珍しい留鳥を探す時期になったということです。バーダー界隈は比較的まったりしています。

そんな中、本日の午前中に白いサンコウチョウがSatay by the Bayに出たとの一報が!!これは本当ならビッグニュースです。ただ、後続情報もなかったのでガセネタかな。。。と思いましたが、この時点でどうしても撮りたい野鳥もいなかったので、ゆっくり準備してから向かいました。

すると、実は朝目撃されていたのです!!オスのサンコウチョウです。体が真っ白で尾羽が長い綺麗な野鳥です。レア最上位です。

私たちが到着する10分前に撮影されていました。ということは近くにいるはず。探すも全然見つからない、人はどんどん増えて100名超に。。大軍団となり、あっちに行った、こっちに行ったと 本当か嘘かわからない状態でトレーニングみたいにダッシュの連続。。。こういうときはとにかく足で稼ぐしかありません。

そんな事を繰り返し、数時間後やっとチャンスが訪れました。

ブレブレですが、いた!!!笑 こんなに長くて白い尾羽を持ちながら、どうやって天敵の猛禽から身を守るのかと思っていましたが、謎が解けました。メスに比べて、警戒心が強く身を隠すのがとても上手いのです。枝の中にうまく体を潜り込ませるのです。100人で手分けして探しても、なかなか見つからないはずです。枝に停まるといっても、数秒だけ。あとは尾羽をひらひらして優雅に飛んで行ってしまいます。

こっちはピントは合ってますが、顔に葉っぱが。。漫画みたいです。目視では数回確認できましたが、写真を撮るとなると最高に難しい被写体でした。

このサンコウチョウはいわゆる「One day bird」ですので、明日には北に飛び去るんでしょう。身体が特徴的ですから、夜に移動するのかも。満足いく結果とまでは行きませんが、スーパーレアな野鳥をとりあえず撮ることができました。

英名を「Amur」としていますが、違うかもしれません。暫定です。

近縁種に「Blyth’s」もいますが、見分けている友人バーダーが居ませんでした。もし判明したときは追加で直しておきます。

ちなみにタイのケーンクラチャンでも撮ったことがあります↓

コメント(2件)

  • ソロモンオウム より:

    Myna & Miyakoさん、こんばんは。
    神の使いっぽい神々しさを感じますね。
    これは日本でも見られるサンコウチョウの色彩変異個体なのでしょうか?それとも種自体が違っていて、この種の雄は皆この色なのでしょうか?

    • myna&miyako より:

      ソロモンオウムさん、こんばんは。
      おっしゃりたいこと、わかります。私には天女の羽衣に見えました(オスですがw)
      日本のサンコウチョウとは近縁種ですが別の種類です。この白いサンコウチョウは
      確か赤道に近いアジアにしかいないのではなかったかと思います。

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