ミンダナオ島にいたフィリピン固有種一挙にご紹介① May 2022

Endemic Birds of The Mindanao Islands

ミンダナオ島は島なので、固有種がたくさんいます。世界のバーダー憧れのソライロヤイロチョウのようなスターバードもいますが、そこまで人気はないもののミンダナオ島固有種の野鳥に出会うことができましたので一挙にご紹介します。

ところで、PICOP周辺の宿はそもそも数が少なく、清潔感ではなかなか厳しいと言わざるを得ません。私たちが泊まったホテル(後日ご紹介します)も、大量のアリが部屋にでるのと、シャワーの温度と湯量が安定しなく、更にはベッドが湿っぽく寛げませんでした。レストランもあるにはあるのですが、観光客がポッと入って食べるような気軽なお店はほとんどなく。。。そんなわけで探鳥にはベストな地域ではあるのですがMiyakoが限界との事でPICOPでの探鳥を2日に切り上げました。その割にはソライロヤイロチョウをはじめとして多くの貴重な野鳥に出会えました。

Coleto(メガネムクドリ)

頭と顔がピンクで、目立つ野鳥です。出会いたかった種です。PICOPでは頻繁に見れました。顔がピンクでなかったら、カラスにそっくりな大きさでした。

White-eared Brown Dove(テリアオバト)

PICOP探鳥初日に、出会いました。入り口から30分位の道路沿いに居ました。目が大きめで可愛い種です。目の下の白い線がポイント。

Yellow-breasted Fruit Dove (ホオアカヒメアオバト)

こちらも上記の鳩と似た場所に居ました。シンガポールでは未だきちんと撮影できていないFruit Doveをミンダナオで達成。全体的にカラフル。日光がもう少しあったらもっと色が映えましたね。お腹が黄色で、顔の半分がマゼンタのような色です。

Yellow- wattled Bulbul(メガネヒヨドリ)

目の回りが特徴的。名前の由来になっていそうです。案外、見つけるのが難しくMalagos、PICOPで1回ずつしか出会えませんでした。群れでいました。

Yellowish Bulbul(キバラヒヨドリ)

地味な色の野鳥です(笑)朝一番に枯れ枝にしばらく停まっていました。遠かったので、後でPCで確認したところキバラヒヨドリとわかりました。

Stripe-headed Rhabdornis (キバシリモドキ)

ゼブラ模様が美しい野鳥。ガイドさんによれば、なかなか見れない種で、ラッキーとのこと。Monarchと同じようなところに居ましたが、すぐ飛び去っていきました。

Green Racket-tail(ミドリウチワインコ)

早朝、フクロウ探しの際に出てきてくれました。名前のとおり、オウチュウのような尾羽(ウチワ)をもったインコです。オウチュウより長さが短めです。

Mindanao Pygmy Babbler(コビトモリチメドリ)

目が白目に黒だと、目力を感じます。この種もMonarchのいる林にいました。なんでもない林のように見えましたが、野鳥たちにとってはなにか居心地の良い場所のようです。

Philippines Hawk-Eagle(フィリピンクマタカ)

青空を悠々と飛んでいるのを見つけ、撮りました。二羽いたのでつがいでしょう。猛禽類は見つけるとテンションが上がります。

今回は9種類の固有種をご紹介しました。すごいですよね。実は、まだ撮っています(^o^)後日追記しますのでお楽しみに。